ピッチもボールもプレーも滑った雨中の開幕戦<FIFAクラブW杯観戦記 (1)>

FIFAクラブワールドカップ(W杯)が3年ぶりに日本開催。 2015年12月10日横浜国
際総合スタジアムにて、開催国代表広島サンフレッチェ対オセアニア代表オークラン
ドシティー(ニュージーランド)戦で開幕された。

雨中戦での試合の結果は、2−0にて広島が初戦を制した。

今日からクラブW杯観戦を通して日本サッカー界の問題と照らし合いながらつぶやい
てみたい。

この試合の戦術は、広島がハリルジャパンの「堅守速攻」に対し、オークランドは
ザックジャパンの「ボールポゼッション」。オークランドのボール支配率が67%とい
う数字が示すようにゲーム展開は広島陣内で進められていた。

広島の先発はチャンピオンシップのスタメンから6人も入れ替わっていた。そのせい
か選手間の連携が合わずしかもピッチが雨で濡れ苦戦を強いられていた。幸運にも入
れ替わって出場した2人の若手のホープMF野津田とFW皆川にて先制点を決め選手
たちに気持ちの上で余裕を与えた。

ところがその後の広島の選手たちのプレーは魂が抜けていた。リラックスなのは良い
が、時折気の抜けたプレーになることを私は指摘していました。特に雨中での試合で
気の抜けたプレーは、濡れたピッチでボールスピードが不安定になる。それにボール
コントロールも難しい。広島のディフェダー間での短いパス、バックパス、横パス
は、途中でカットされるだけでなく、相手選手との接触となり、しかも味方のゴール
前ということも含めて、大変危険なプレーである。選手のケガも誘発、ペナルティ
キック(PK)、フリーキック(FK)で相手に得点を許す。それに加え、イエロー
カード(2度)とレッドカードで退場もあるのだ。

広島の野津田、柴崎、清水の3選手のケガも、選手間の気の緩みと心身が一如でな
かったことが原因だと思う。

この日のMF野津田選手とFW皆川選手のプレーについて、感じたことを述べてみた
い。

先制点を決めた。右サイドからのコーナーキック(CK)は、キッカー野津田は、近
くに位置していた柏選手にパスして、止めたボールを直ぐ受けて、左足で相手DFを
交わし、クロスと見せかけ、いきなりニアポストに向け左足でシュート、意表突かれ
たのか?濡れたボールにGKはキャッチしそこないファンブル、そのこぼれたボール
を、ゴール前に詰めていた2人のうちFWの皆川がゴールを決めた。

日本代表の選手に足りないのは、角度がなくともシュートを試みる勇気がないこと
と、特に雨の日の夜間試合には、ゴールに向けてシュートすれば、照明とピッチのす
べり、ボールのすべり、それに手足と頭のすべりにてプレーのミスを誘発する可能性
がある。だからこそ、シュートと同時に皆川選手のようにフォローすることが大事に
なるのだ。

広島の2点目も、DFの塩谷選手が右サイドのゴールライン際という角度の位置から
のシュートを決めている。それにDFの選手がカウンターで前戦まで出てシュートし
ているプレーに注目。これこそ広島サッカーの強さの現われではないだろうか。

広島がこれから対戦する強豪相手にどのような闘いをするか、期待したい。これらが
蜻蛉のつぶやきである。

By tombowchan

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