大勝したものの試合内容には不満<W杯ロシア大会アジア2次予選最終 戦>

日本代表は、W杯ロシア大会アジア2次予選E組の残り2試合、アフガニスタン代表
戦(3/24)とシリア代表戦(3/29)、をホームの埼玉スタジアムにて行った。結
果は、両試合とも日本代表は5−0にて大勝してグループ1位で突破した。

この2戦の日本は、最終予選で最強韓国と同じ組になるのを回避するためにも、最終
戦のシリアに勝たねばならない立場に置かれていた。そのため、アフガニスタン戦で
は本田、香川といった主力を温存。前半は即席的なチームで、選手たちは存在をア
ピールするため、ハリルホジッチ監督の意図とする堅守速攻を忠実に実行していた。
しかし、圧倒的に攻めていながら、選手間の連携が不十分で、バックラインを下げた
相手の壁を破るには至らなかった。前半終了間際に、それまで直接ボールに触るプ
レーにあまり関わっていなかった、MF清武のスルーパスをFW岡崎の絶妙なフェイ
ントからのシュートにて先制点を決めた。後半のアフガニスタンは前半の失点で集中
力が緩んだのか、日本は幸運にも相手のミスもあって、4点を追加して、5−0で大
勝。

シリア代表戦の日本代表の先発は、アフガニスタン戦のメンバーを6人入れ替えた。
日本はキックオフから、ホームゲームらしく果敢に相手陣内に攻め込み、決定的な
チャンスがあったにもかかわらず「惜しい!」という溜息の連続。前半のCKを数え
てみたら10回。幸運にも、前半17分、左サイド宇佐美のショートコーナーから香川が
シュート気味のクロス。相手GKがゴール正面で弾いたボールが味方DFの顔面に直
撃してオーンゴール。圧倒的に攻めていた日本が、シリアのカウンター攻撃で危ない
場面もあったが、日本が1−0で折り返した。

後半開始早々の9分、ボランチの山口が空中での競り合いで相手の頭が鼻に直撃して
負傷退場というアクシデントがあった。意外にもボランチでない原口が交代して入っ
た。日本は追加点をと積極的に攻め、本田がフリーでヘディングシュートも左ポスト
に嫌われゴールならず。その後シリアのカウンターで相手のシュートが左ポストに直
撃(これが決まっていたら、その後の展開も変わっていたかもしれない)。21分、日
本は相手ゴール前で本田が浮いたボールを足で横にいた香川へパス、香川はそのパス
をゴールを背にして胸でトラップし、反転しながら左足でボレーシュート。素晴らし
いゴールを決めた。その後も、本田、香川、原口が得点を重ね、日本は5−0で大勝。

結果だけを見れば楽勝。だが試合内容を見れば、2試合の前半がそれぞれ1−0でし
かも、終了間際の1点と相手の自殺点。日本代表の最重要課題である、「決定力の不
足」と「守備力が不安定」。この2つが解消されていないのが目立った試合であっ
た。

最終予選の対戦相手国は、JリーグのチームがACLで苦戦しているように、ホーム
&アウェーで、しかも直接W杯出場権が懸かった試合になる。シリア戦で負傷した山
口と競り合った相手の選手のプレーこそ、決戦での激しく厳しいプレーなのだ。その
ためにも時間を無駄にせず、日本の課題を解消するだけでなく、海外でプレーする選
手たちの活躍とJリーグ、しいては日本サッカー界に携わる一人一人が自分のことと
して取り組んでもらいたい。これが蜻蛉のつぶやきである。

Advertisements
By tombowchan

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

w

Connecting to %s