サッカー五輪日本代表にオーバーエージ(OA)の選手がなぜ必要なのか?

U−23日本代表がアジア最終予選にてリオ五輪出場権を獲得した途端いきなり、話
題がOAの候補選手になり、メダルの獲得になってしまった。(セッカチな日本人の
性格が表れている) ロンドン五輪で4位になったチームの選手たちを「プラチナ世
代」。それに対して、今回の代表チームを「谷間の世代」と評して、あまり期待して
いなかったのだ。

期待していなかったチームが「なぜアジアの強豪を相手に、しかもコンディション調
整が難しい中東での大会にて全勝できたのか」をも深く考えることなく、OAやメダ
ルの心配をするのか。手倉森監督は、この予選の第一戦(北朝鮮戦)後に、「OA枠
を使わずに済ませる私案を持っている」と述べられている。ところが優勝後に「優勝
で浮ついたり、成長にもたつきが見られるようなら、OAの話題であおろうと思って
いる」と語っておられる。一方選手側の声(FW広島の浅野選手)は「OAはいらな
い」と述べている。 手倉森監督は、ガーナ戦後、そのことに対し「その割りに点を
取らなかった。それよりOAと競争してくれといいたい」と記者団に語っておられ
る。

手倉森監督に一言述べてみたい。浮ついているのは、「監督自身か協会の強化技術委
員会ではないか?」。選手たちの声を冗談のようにメディアに流したら、「貴方がこ
れまで得た信頼感はどうなるでしょう」。この世代の選手たちは、代表選手になるの
もいいが、それ以上に所属しているクラブでレギュラーポジション獲得のため真剣に
取り組んでいるはず。監督自身がこれまで構築してきたチームを五輪でメダルを取る
ために指導していないOAの選手を、わずかな期間で、どうやって融合させるのか、
選手たちの立場はもっと複雑なのだ。自動車の部品とは異なる生身の人間だからだ。

その現実はU−23代表候補の選手たちに負傷者が続出していることである。「なぜな
のか」考えたことはありますか? 負傷の原因のひとつは、この世代の選手は、J1
クラブだけでなくJ2の選手もいて、レギュラーポジションもとれず、五輪にも行き
たいという板ばさみの状態で、自分をアピールするために、球際のプレーで無理した
り、ケガをしていても言い出せず出場しているケースがほとんど。自己管理ができて
いないのだ。

五輪の登録選手は18人、OA枠は3人でフルに使えば、U−23の選手は15人、GK2
人を除けば13人だけ。

それに、OAの選手と同じポジションの選手は、さらに厳しくなる。OAの選手を補
強したらメダルを獲得できるほど世界のサッカーレベルはあまいのか? 「一貫性」
と指針に掲げながら、目先のメダルという餌に喰らいつく魚になりたいのか。日本
サッカー協会には、独自のポリシーはないのか? FIFAとIOCによる邪道な
「OA枠」を打破するためにも、日本はU−23のチームで貫いてもらいたい。という
のが蜻蛉のつぶやきである。

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By tombowchan

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